11月6日(月)
浦安市民大学懇親会の夕べ。
5時浦安に出かけていく。150名ほどの学生たちはほぼ団塊の世代とみうけられるが皆さん、現役の時はさぞ活躍なさっていたと思われる方ばかり。
こうした集まりがあることは素晴らしい。ひとえに宮崎学長と、そのお人柄に賛同、協力を惜しまないスタッフのいることだと痛感。
11月7日(火)晴れ
幻冬舎のゲラ到着。
游学社原稿直し。
11月8日(水)晴れ
ティアラこうとうのイベント間近。出演者が多いので、統制を取るのは大変。
それにしてもイベントは手間と時間がかかり、収入と見合わないのが嘆きの種。
来た方が喜んでくださるのはありがたいが、その点をどうつなげていくか、頭を悩ますところだ。今日は帰って薬膳カレーを作った。作りながら考え事が次々あり、焦げる寸前で気がついたりする。
11月9日(木)晴れ
昨晩は「方丈記」を読んでいて明け方までかかってしまった。寒さが肩に降りてきて、季節は確実に冬到来を告げている
11時、わらべ歌の会の斎藤桂子さん、浅井典子さん来訪、鼎談をしてくださった。
お二人ともにわらべの心を持った貴婦人。羽仁協子さんの教えを守り13年間わらべうたの会を運営していらした。
実際遊びが無くなった今わらべ歌も衰退していくのだろうか、という心配はある。けっして子供が変わったわけではないのに、環境の変化はいかんしがたい。
11月10日(金)晴れ
北海道乙部町まで「子守唄の会」に出かける。
昼の飛行機は函館まで満員、恐ろしい混みよう。
北海道に大きな低気圧が来ているというので天気はとても心配だが、行くにも支障は全くなかった。函館空港からバスで御迎えに来ていただき、乙部町まで一時間半、ようこそ乙部町へという看板が目につき、きれいなこじんまりした、豊かな感じの乙部町に到着。
町長、副町長、教育長がわざわざ出迎えて下さり、恐縮。
リハーサルをたっぷりとって、遅れながら懇親会に向かう。
山海の珍味、浜が近いので海産物のなんと豊かなことか、感動するばかり。
ホテルで乙部温泉に入り眠る。
11月11日(土)大嵐
朝から荒れ模様。とんだ日になったものだ。
佳山明生さんも到着、この地出身の歌手は颯爽と登場、矢張りうまい。方言の魅力はとてもかなわない。父の膝の上で聞いた「江差追分」が子守唄だったという話で江差追分をたっぷり歌ってくださった。圧巻、子守唄は父母の思い出が沢山つまったものなのだ。
西山琴恵、河野成旺さんの初めてのコンビもまずまずの出来、会場の親子の掛け合いが客席を沸かせて笑いに包まれた。開演中は大嵐、風雨激しく心配したが会場は八割の入りで本当によかった。
終わってとにかく忙しい中で慌ただしく函館空港まで。北海道函館を素通りした感じだが、またきてみたいとしみじみ思った。まだまだロマンを包んだ町だと思ったからだ。