10月30日(月)曇り
午前中医療福祉大市川病院で骨密度測定、95%の結果でいいのだが、大腿骨の骨折事故は響いた。身体の事は運次第というしかない。
それにしても自殺願望の志願者を9人も殺害した青年の心の闇とは何なのだろう。よくそんな子供が出来たもの、親の顔が見てみたい。しかし、自殺を依頼したり、メールで相談する女の子というのも、可哀そうと思うと同時に怒鳴りたくなるほど腹が立つ。
思春期の子にいつでも話を聞いてあげられる人もいなかったのだろうか。
10月31 日(火)晴れ
寒い日だ。
北朝鮮の挑発と戦争をちらつかせているアメリカ。
どちらも愚かしいトップを国の頂点においている。日本は?といえば政治がやはり愚かしい。
といえ、足元を見れば私の仕事とて貧乏で忙しいが、未来が見えないことはしたくない。
若い人たちといろいろ話すがやはりみんな希望や企画は持っているので何とかそれを伸ばしてやりたいと思う。
今日は久しぶりに書斎の掃除と整理に入った。書類を見ているとなんともったいない資料がうずまれているか、不勉強が悔やまれる。
本はなるたけ整理しようと決めてまとめたが、なんだか必死に書いている人を考えるとまた戻したりして、そんな繰り返しでちっともはかどらない。
11月1日(水)晴れ
木下晋、下川勝、山川画廊店主、城島さん、金沢さんと会食。
草間弥生、下川勝、木下晋、三人展の出会いがきっかけ。下川さんは井上さんの「藪原検校」の最初の装丁家、皆でワイワイガヤガヤといった会だった。みんな天才肌の人ばかり。
意味もなく集まり、こんな会が大切な心の潤いになると痛感する。
11月2日(木)晴れ
警視庁の高松、青木警視来訪。若い敏腕な警視の話は興味津々。犯罪も取り調べも人間模様を浮き彫りにしている。お二人も世相や庶民の心理やなどを学ぶ時間はないというジレンマがあり、巷の勉強にいらした。真摯な真面目なというより、基本の「正義感」にあふれていて とても好感が持てた。
私の子どもの頃には家に毎日、刑事さんがお茶を飲みに立ち寄っていたことを思い出した。当時は戦後すぐの事だったので、地域の治安や住民の移動にこまめに目配りしていたのだ。懐かしく思い出された。
11月3日(金)晴れ
練馬の河野さんのスタジオでティアラこうとうの世界の子守唄のリハーサル、午後に集まって稽古した。エカテリーナさんも参加して「コサックの子守唄」をしっかり聴かせていただいた。こうして本番前のリハーサルの必要性を痛感する。それぞれの声の質も確認できる。終わってみんなで練馬商店街の中華やで食事。
エカティリーナさん、子守唄協会はいつもこんなに仲良しなら、私毎日来るよ。そうありたいですね。
今年は間もなく一の酉、何かと忙しい中で今年も終わろうとしている。