9月25日(月)晴れ
佐藤みわ子さん来訪。インタビュー。
選挙の報が何だか薄汚い。国の未来を、子どもの未来を語る政治家がいない。
まあ、就職試験という感覚だ。まるでやくざの縄張り争いのよう。
9月26日(火)晴れ
米野さんとチャイルド本社に浅香会長訪問。
米野さんがお勤めしていた会社で、皆さん大歓迎してくださった。やめて何十年たつのにこの歓迎は珍しい。食事時当時の思い出話を伺ったが米野さんも興奮気味、働いていた頃の思い出がよみがえってくるようだ。
9月27日(水)晴れ
サンハートでミニ講演、今日は音楽療法について話す。
亡くなった日野原重明先生は日本の音楽療法の先駆者だ。本来なら日本子守唄協会でもこれに取り組みたいと思っている。
今日は虫の音が一段と激しい。秋に虫の声をばっちり聴けるのはなんと幸せなことだろう。自然が身近にある所にいて本当によかった。
9月28日(木)晴れ
小笠原先生で内臓のMR、肝臓に水泡があるという事はわかった。
しばらく様子を見ることとなった。
長田暁二先生の「赤い鳥運動外史」講演の最終回。
唄は消えていくものだ、というのは悲しいけれど本当だ。時代が変われば、歌われなければ当然消えていくのは当たり前。赤い鳥運動といってももはや知らない人の方が多い。
先生の説ではシンセサイザーがこれからの音楽になるのではないか、といった話もなされ
た。多くの音の混成が新しい音楽を生み出すという事らしい。
9月30日(金)晴れ
本当に忙しい毎日だ。
小林先生も入院なさっているという事、皆さんあちらこちらに故障が来ている。
あした韓国から桜子ちゃんが帰国するので、家の掃除や買い物でくたくたとなった。
10月1日(土)晴れ
夕刻、桜子ちゃん、エドワード、を迎えての食事会。いつもの「木曽路」で集合。
若い二人の話を聴くのはとても面白い。国難の危機といわれている北朝鮮問題も韓国ではあまり深刻には受け止めていないようだ。北は北で多くの国と国交を結んでいて、ああいう形でなければ国が維持できないのだろうといった感想だった。もっともエドワードは国籍がアメリカ、考えることも、また違うのかもしれないが。二人の結婚が本決まりになりそうで、私はまた年をいやというほど意識することとなった。