８月７日（月）曇り

　昨日は広島の原爆投下のあった日。すでに若い人の間では過去になりつつある。
戦争をしらないわかものがふえている。７６歳の私とて戦火そのものの記憶はおぼろげで戦後の出発からの思い出が鮮明だ。しかも、貧しいのに明るい。ＮＨＫの朝ドラマのようにあんなに暗い時代ではなかった。
原爆という人為的災害が二度と起きてはならないと思うが、連日のアメリカと北朝鮮の不穏な動きがまるで戦争前夜のように騒がれるのにはなんだか納得いかない。
作為を感じる。
　幻冬舎の取材まずは今日で一段落。

---

８月８日（火）くもり

　カメリアホールでのイベント。パパ、母、に引っかけて８月８日の夏休みを利用して「日本のおはなしと子守唄」
お話は常田富士男さんの「猫貸屋」
唄は鈴木聖子さんときりんちゃん。新しい試みがいいあたりになった。観客が大喜びだったので結果は全ての答え。正直いつも新しい人と組む時は少しの不安と大きな期待のせめぎ合いになる。
　夏の日の夜の親御さんたちへのイベントで親子の絆を今一度考えてほしい。今回は読書というテーマ。お話を子供にしてほしいと思った。

---

８月９日（水）曇り

　このままいけば冷夏となるという予報が出た。
灼熱の太陽と入道雲、なんだか懐かしい風景が無くなってしまった。
自然環境が大きく変化したのは人為的なものだというのに、環境に対しての真剣な対策は全くなっていない。
　盆休みを前にして事務所の大掃除をする。
女性がいないのも事務所が寂しい。誰かお勤めしてくださる方はいないのかしら。

---

８月１０日（木）曇り

　入院している石井さんのお見舞いに江東病院まで出かける。
病院のみんなが親切、それは何よりうれしい。
事務所は明日から２０日まで休み。
私は、花巻の旅と遠野への旅があり、とても十分な休養とはなれないけれど。

---