8月3日(月)晴れ
鎌倉芸術館で朝日カルチャーの講演と歌の会。
昼に大船駅で稲村なおこちゃん、久保祐子さん待ち合わせ食事をしながら打ち合わせ・
暑さの中大勢の皆様がお出でになって楽しい会になった。
今日は家に直行帰宅。夜、架線事故で京浜東北線不通、あまりの暑さで架線が伸びてしまったらしい。
この暑さは、宮脇昭先生が、地球はこのままでは早晩終わるとおっしゃっていたことと関係があるように思えてならない。
加藤武さんが亡くなった。どんどん知り合いが消えて行ってしまう。
8月4日(火)晴れ
猛暑。常務理事会大阪京都からわざわざ則武さんや三浦さんがお出でになった
皆さん熱心に子守唄協会の未来を考えてくださっていることはわかるが、協会の根本にある子供や母親たちへの応援、被災や虐待への取り組みが、公になることを願うばかり。
ここを逃すと芸能活動となんら変わらないということになる。懸念を感じてちょっとブルーな気分。
8月5日(水)晴れ
終戦特集の番組に便秘解消サプリのコマーシャル。
平和ボケ、欲ボケ、色ボケ、食ボケ、情けない現実の中で「心ボケ」している人間の浅ましさ。
8月6日(木)晴れ
広島原爆から70、年の今日、朝広島の記念式典に黙とう。
ピカリと光った瞬間に命が消えた。そんなのが許されていいわけがない。他人への敵対視は生きるにルール違反、最低の心根だ。
岩手町の記念行事のイベントに出かける。
新幹線は満員。夕刻岩手沼宮内に到着教育長や図書館館長、参与の皆さんが出迎えてくださってにぎやかにエールを送っていただく。[笹相]に泊まる。しょうこや和尚さんがいらして話しているうちにあっという間に時間が過ぎ会食懇親会と続いて気が付いたら10時を回っていた。暑いのは東京とまったく変わらない。夜になっても冷房が必要だ。
8月7日(金)晴れ
会場は体育館。常田富士男さん稲村なおこさんと楽しい時間を過ごした。
「猫貸しますよ」という話。最後の老人が猫をかりてくれたものの、死んでしまい、もう町には誰もいなくなったという寓話。さみしいけれど猫と一緒に残る老人の心温まる内容だ。
歌は懐かしい歌や子守唄を披露して、みんな大変に喜んでくださった。
帰りはバタバタ、やっと間に合ったという強行スケジュール。帰りの車中は大いに盛り上がった。今日でまずは夏の一段落、もうひと踏ん張り明後日に台東区のミレニアムホールのイベントが残っている。
仕事が続くことはありがたいことだがこの暑さには正直参った。帰り親友の見舞いに小岩の施設に立ち寄る。薬物依存の怖さを痛感する。
8月9日(日)晴れ
昨日は孫の駿太郎君が来た。
今日はイベント。夏の日の子供づれはきついかなあ、と心配しながら会場まで出かける。
子供たちに山折哲雄先生の「お地蔵様はいつでも」を画面に絵本を映しながら読んでもらう。それから朝鮮、モンゴル、中国とそれぞれのお国の方たちに歌を歌っていただいた。
それぞれの特徴のある歌の後に日本の子守唄を川口京子さん、稲村なおこさんに歌っていただいた。松永先生が日本の子守唄は世界でも最も文学的といった言葉がよみがえってきた。言葉の霊とリズムが国にあうのかもしれない。
世界の子守唄はそれぞれの国という歴史と背景を背負っているのだと痛感する。
終わってみんなで懇親会。山折先生も石井正巳先生も最後までいらしてくださった。
これでやっと数日の夏休みに入れる。ホットする。