2月3日(月)晴れ
人間の寿命とその人の人生の内容とにはどんな因果関係があるのだろう。
戦後サラリーマン社会になって、何かを自分個人として考え無くなって言ってしまったのではないだろうか。指示待ち人間の癖が人生を薄くしている。
夕刻東邦医大の相川教授と奧村女史、産経の木村さんと会食。子どもの難病が増えているのは沢山の理由があるのだろうが、医者の立場から「親の役目」を教えられた。
2月4日(火)晴れ
ドイツに移住した学者が原稿を持参した。
放射能の怖さとこの国のありように疑問が生じ、子どもの未来をかんがえて移住を決意したのだ。さりとて、矢張り、この国の中で仕事を創りたいというので一時帰国就職運動も兼ねての来訪だった。ワクワク絵画の藤先生小林事務長と来訪。人数が多いので、矢張り場所を変えてやる方向で決定した。柳橋倶楽部の活躍も広がっているがとにかく手がかかる。午後に病院風邪の薬を貰う。
2月5日(水)晴れ
午前中、ティアラ江東まで、10月のイベントのうち合わせ。江東区との提携なので全てが好意的で協力的で多いに助かる。
夕刻常務理事会。設立15周年を迎えてまだなれないスタッフ相手の仕事は身を削る。くたくたの精神状態が自分でも解り、泣きたい気分になる。
2月6日(木)晴れ
昼、東村山より平野謙蔵さんとアメリカ文学の江坂先生が来訪。みんな何かをしたいという意欲を持っている。確かに年ではない、意欲と情熱の仕事だ。
古地さん来訪、とても手が回らないので「松永伍一先生の7回忌」のイベントを手伝ってもらう。うち合わせ、夜、姪の万美宅でごちそうになる。
2月7日(金)晴れ
今日は大変な事件が起きた。オスカープロの事で私たちの所に来ていた人の不正が発覚したという連絡を受けてビックリ。何しろ、この先には旅公演も控えていたので対応に追われる。こんなこともあるのだ。うち合わせにでて帰りには寒さが強烈になっている。
明日は雪が降るという予報。三浦氏の結婚式があり、今日は式服を頼んでおいたので市川シャポーに取りに行く。姪の家に貸したカシミヤのコートを取りに行き、市川の駅でタクシー待ち1時間半、凍えてしまった。
2月8日(土)雪
キェャーこの雪はどうしたことか。朝から近所の人達が総出で雪かき。45年ぶりの大雪。八時に茨城県で地震、総武線は止まってしまった。東京駅は大混乱、飛行機は欠航、こんな事は本当に久しぶり。どう努力しても大阪にはたどり着きそうにない。あきらめて家から連絡。雪はどんどん降りしきる。