10月25日(月)晴れ
堀井さん来訪。
NHK 岡野さん岡山より取材来訪。
都政新聞平田社長、木村さん掲載新聞をわざわざお届け下さった。
民族音楽協会、文化庁の方がお二人見え、監査をうける。
夕刻支部の規約を明確にしておくため、松永理事、樋口理事、徳永理事、松川君とみんなで新宿中村やで会食しながら話し合った。組織が大きくなっていくといううれしさと、それにともなう各人の活動も次第にわかりにくくなるというのも必ず同時に起こる。
私も資料の山を観ていると早く整理したいとあせってしまうが、なかなか手がつけられないので、時々絶望的にいらいらしてしまう。
取材し、集めるだけ集めた資料を未整理にすることだけはしたくない。
10月26日(火)晴れ
寒い。秋はどこに行ってしまったことやら。
全国法人会、金井久さんのインタビューを受ける。子守唄のもてはやされる事は決していい時代ではない。丁寧な取材を受けるとうれしくなる。
坂本スミ子さんの子守唄を探す。
奥村さん来訪。
夜、紀尾井ホールまで、二代目高橋竹山さんを聴きに行く。「竹山一人旅」三人の舞台だ。
10月27日(水)晴れ
13時共信商事さんと打ち合わせ。
西脇さん、いざなぎ太郎さんを紹介したいということで来訪。
このところ、子守唄を唄いたいという歌手の方が大勢みえるようになった。
子守唄の神髄が少しずつ理解されたこともあるのだろうか。
夜、産経新聞 片山局長と影山先生と食事。「父親学」をしたいと話をする。
10月28日(木)曇り
京都まで。知恩院で行われる「奉納歌舞伎」を観に行く。
寒い。声明と、市川團十郎、壱太郎、錦之助、による「黒谷」、
次いで坂田藤十郎の「島の千歳」知恩院本堂の荘厳さが絶妙な装置になっていて、圧巻。
終わって、磯辺寿子さんの招待ですばらしいフランス料理をご馳走になった。
わたしと則武会長、藤木さんの三人。
ホテルがとれず平安会館に泊まる。
10月29日(金)曇りのち晴れ
相生経由赤穂まで。
呑海楼を観て欲しいという事で則武会長ご夫婦とご一緒に出掛ける。
赤穂は初めてだ。こじんまりとした、いい町で、旅館から小豆島、淡路島がみえる。
帰りに「大石神社」を見学、台風が近づいているというので、急いで新幹線で帰京する。
10月30日(土)曇り
午前に雨、台風で大騒ぎするが大抵は関東には来ない。
10月31日(日)曇り
今日は井上ひさしさんの納骨式があるという。
長女も次女も呼ばれていない。悔しい気持ちはよく分かる。親戚だっているのだし、第一、なぜ実の娘が呼ばれないのか、夜、長女はよほどやるせなかったのだろうか、電話をしてくる。父の死から、連絡も入れないというやり方は異常だ。
案の定、台風はそれて、夕刻薄日が射してきた。