9月1日〔火〕晴れ
さすがに疲労が溜まりダウン。11時半、平山女将と柴田美保子さんと食事。ご子息の衆議院選挙当選のお祝い。
10時から影山先生が民族音楽協会の事務所におみえになって資料を整理して居られる。15時には大阪からもず唱平先生がお見えになり、歓談に花咲かせた。
大変な教養のなかにいる感じで嬉しかった。
夜は子守唄教室、終わって久しぶりに皆と飲む。
9月2日〔水〕晴れ
夜、四谷のスタジオで小倉知香子さんのハープに稲村さんの歌を入れる。
佐賀の久賀先生の縁続きの方がいらしていて、おもわぬ出会いにびっくり。
9月3日〔木〕晴れ
喜多さんと打ち合わせ。
10月からのマーザースクール、若い母親達へのメッセージという欄になった。
9月4日〔金〕曇り
午後の新幹線で新潟県糸魚川市まで、新人ハンピンの初仕事。
夕刻着いて何と宿泊は温泉付のホテル、こんな旅はめったにない。
食事をして、温泉に入り、なお、ゆったりと仕事の話が出来るとあってはバチが当りそう。川口京子さんとゆっくり話せたのは本当に良かった。
9月5日〔土〕曇り
旅に行くとその土地の様子が良く見える。
どこも残念なのは、素晴らしい商店街が全てシャツター街になっていること、これはどこの町でも共通の寂しさ貧しさだ。果たして政治が代わったとしてここらが上手く故郷として復活するのだろうか。
糸魚川は豊かな土地だ。セメント工場が二つあって、生活は豊かだという話があった。子どもへの配慮が地域としての心配りとなっている。子どものいない家庭でも地域の子どもへの資金を皆で出してスクールバスの運行もしているという話はほのぼのと嬉しかった。
イベントの本番。
いい反応だ。皆が喜んでくださり、いつもなら「お疲れ様」という挨拶が当たり前なのに、今回は皆から「ありがとう」と言われました、とスタッフの皆様から報告受けたのは何よりの喜びだ。
終わって東京に帰る3人を見送り、わたしはハンピンと前日来たときと同じ汽車に乗り、原荘介さんと合流して富山まで。明日は富山県射水市のイベントだ。
9月6日〔日〕晴れ
西島三重子さんの唄を聴く。自然の感じが本当に良かった。「池上線」というヒット曲があるのでなんとなく心に記憶していた感じが余計親近感を深くしたのかも知れない。
原さんと身近なコーナーを受け持った。あっという間の時間だったがまずまずの出来となっていたと思う。旅には出会いがあって楽しい。