6月8日〔月〕曇り
平河町、遠山興助氏を訪ねる。その足で浜松まで。
浄土宗東海教区の懇親会、久しぶりに群馬の蓮池光洋氏と再会。
6月9日〔火〕曇り
午前九時より講演会、終わって多くの人に囲まれた。
子守唄の力の大きさが、人を1つの輪にまとめてくれている。
その足で川島さんの待つホテルに行く。広大な山地の視察、同行は徳永、原理事、藤原商事の大介さんと一緒。車で三方ヶ原に入る。
川島さんのご姉妹の皆様の笑顔と友達の一心さん、実家に帰ってきたような安らぎがあった。辺りを見たりご馳走を食べたり、話をしたり、魚やグミの実を摘んだりした。
友人の長谷川了さんがお見えになり、暫く話して、「良かったらうちの施設をごらんになりますか」というお誘いに簡単に車で移動。
仰天、こちらは四万坪の敷地に協会、病院、身障者施設、孤児院、ホスピス、学校とないものがないという大都市が清潔に配置されている。知らないという事は怖いことで、結核療養所の活動、日本で最初にホスピスをおつくりになった長谷川保氏のご子息、現理事長でいらしたのだ。「ゆうゆうの里」も事業の一環、鶴見和子さんの終焉の場もゆうゆうの里だったので、藤原書店の大ちゃんもびっくり。
素晴らしい資料室に案内くださり、目からうろこ。衒(てら)いも見得も威張ることもなく、にこにこなさっている長谷川さんの自然体が、川島さんと共通しているのだ。
恐れ多くも、という気持ちでいっぱい。
夕食はうなぎ、夜食はソーメン、私は森の前の温泉に入って自然を満喫。
皆で蛍を見に行く。あちらこちらでぴかりぴかり、ぶつかって来る。
長い時間とはいかないまでも、何とか、ここに子守唄の里を作ってくださいね。という暖かい言葉に送られて帰ってきた。
6月10日〔水〕曇り
京都のイベントの打ち合わせのため、ミネハハさん宅に行く。
夜、今日こそ、「熊撃ち」を読みきろうとしたが、知らぬまに眠ってしまった。気がついたら、何故か体中に湿疹、頭の中までぶつぶつ、10周年記念公演本番の日でなくてよかった。
6月11日〔木〕曇り
紫倉真理子さん 、延魚先生とバリ島の土産を持ってきてくださった。
徳永さん来訪、磯崎さん来訪。原稿書き。
6月12日〔金〕晴れ
警察庁に舟本さんを訪ね、御協力を頂けるようお願いする。
14時、南会津湯田町長、久しぶりにお見えになる。
6月13日〔土〕晴れ
明日は設立10周年記念イベント。
夕刻、木下晋さんがいらして金太郎寿司で食事。
木下さんのすさまじい人生に仰天しながら聞き入る。修羅が財産とあって、驚きに言葉もない。波瀾万丈の人生は、やっぱり天才の宿命だろうか。
6月14日〔日〕曇りのち雷雨
全員の息がひとつになったという感じ。
湯川れい子先生、小林 登先生の冒頭の対談に多くの賛同者がいらした。
松永伍一先生にも喜んでいただけただろうか。
加藤登紀子さん、田中健さん、木下晋さん、藤村志保さん超豪華な顔ぶれのとても良いイベントだったと自負している。草笛、ハープ、唄、混声が素敵だった。詳細は日本子守唄協会のホームページで。