2月18日〔月〕晴れ
寒いが冬晴れの陽がこぼれている。
14時、飯能から深堀さんがわざわざお出でくださった。
海軍のご出身、執筆の合間、わらべうた、童謡にかかわり、今度は子守唄協会にお力を貸してくださることとなった。ありがたいと思う。埼玉の支部の設立、運営の相談をする。
終わって産業新潮の原稿書き、送る。
2月19日〔火〕晴れ
南会津に岩倉、山口さんが出張、マイナス16度とか、どんな寒さなのだろう。
「新型インフルエンザ」岡田晴恵さんの訴えが国でも取り上げられるようになったという。
ただし、パニックになるほどの忙しさに私とも連絡つかず。寒いけど夕刻、京王プラザ「新冒険の会」に出る。夜、終わって石橋さんと食事。
2月20日〔水〕晴れ
盛岡から地元の照明・音響会社の佐々木さん来訪。
地域での舞台裏の仕事の営業に歩いていると言う。
「このところ東京に来ていなかったのに、全く地図が変り、昔お伺いしていた会社が沢山なくなっているのにびっくり」実感だろう。
18時久保田千太郎さんのお通夜に、小石川伝通院まで出かけていく。
全身癌だったというのだが。真理ちゃんはお母さんに続いてお父さんを失ってしまうなんて。お母さんの明子さんはすばらしい人だった。明子さんから頂いて大事に大事にしていた形見と思って取っておいた絹の汕頭(すわとう)のハンカチーフを真理ちゃんに渡した。
藤原書店の原稿下書き終わり。
2月21日〔木〕晴れ
こともなし。小野満さん、ダン池田さん、相次いでの訃報。まず、新聞の死亡欄を真っ先に見るという習慣がついてしまっている。
2月22日〔金〕晴れ
駿太郎君インフルエンザA型とか。今日は市川の孫の家に行く。母親が秋田に出張、しかし、まだ子供のいる家庭の女性が子を残して出張するという日本というのは、どういう環境なのだろうか。支援だ、金だという前に、子の安全を優先できない国が果たして先進国と言えるのか、多いに疑問。孫と食事をして、お茶をして眠る。
2月23日〔土〕晴れ
いのちふるさと講座の日、朝、お弁当を枕元において市川の家を出る。
今日は吉村作治さんと宮脇昭さん。午前の吉村さんの話の中で、ピラミッドに関してエジプトは全く無関心であることを知る。いわば、過去の財産の利息で国益を上げていると言うわけだ。農民の経済政策のために立てられたというピラミッド、発掘と言う仕事を楽しくやろうという吉村さんの本来のおおらかさが伝わってきた。
サイバー大学学長になられるまでの話はもっと面白かった。
午後の宮脇先生まずは本物と偽者の違いから始まった。
80歳という年齢の先生の若さ、自分の手を汚して何かをする本物の人になれという教えが何処まで届いたか、まず目のさめる話だった。「鎮守の森が地球を救う」いい題だ。
2月24日〔日〕晴れ
夜半からの強風。
昼に原先生と待ち合わせて松永伍一先生の見舞いに。哀しかった。一日考えてしまった。