この会は、近年ますます増えている子どもの虐待や苛め、親子間のあいだに起こる事件や殺人に、大人である私達もけして無関心ではなくそれぞれの立場から【親子の絆を考える会】に賛同し、協力し、よりよい家庭や社会を作ることにさまざまに力を発揮していただこうという主旨で2004年に作られたものです。(順不同)
かつて地域の小学校のPTA会長を5年努めたことがある。この経験で学んだのは、子どもが親の知っているほど、逆に親は子どもを理解していないということであった。
戦後日本の最大の不幸は教育の堕落であると言い続けてきたが、いまやそれは現実となった。子守唄をうたえる親がどれほどいるのであろうか。子どもを考える以前に、親の教育が必須である。親の不毛はファミリィの崩壊に起因している。
大林組顧問 後藤千秋