この会は、近年ますます増えている子どもの虐待や苛め、親子間のあいだに起こる事件や殺人に、大人である私達もけして無関心ではなくそれぞれの立場から【親子の絆を考える会】に賛同し、協力し、よりよい家庭や社会を作ることにさまざまに力を発揮していただこうという主旨で2004年に作られたものです。(順不同)
「これからの世の中、父母が、教師が、すべての大人が寄ってたかって子供を悪くする。救いがたい世の中になってしまう気がする」三十一年前、虐待死も援助交際もあまりなかった頃、晩年の元不良少年詩人、サトウハチローは怒りと嘆きを込めて吐露していました。
子供を考えるより、おとながまともになることが急務なのでしょう。
サトウハチロー記念館館長 佐藤四郎