この会は、近年ますます増えている子どもの虐待や苛め、親子間のあいだに起こる事件や殺人に、大人である私達もけして無関心ではなくそれぞれの立場から【親子の絆を考える会】に賛同し、協力し、よりよい家庭や社会を作ることにさまざまに力を発揮していただこうという主旨で2004年に作られたものです。(順不同)
敗戦後の日本は、占領軍のもたらした豊かさに圧倒された。それはまるでDNAに刻み込まれる程の衝撃的経験だった。
物と金とに狂奔してきた日本の半世紀。残されたものは、子孫の生命を脅かす悪循環だった。私たちはヒト(哺乳動物のなかで生物的末熟期に産ま出る)が人となる胎乳幼児期のことを忘れさせられてきた。三才までの四年間の何物にも換えられない貴さを。『三歳までは神の内』『三つ子の魂百まで』の諺を再び生活の中にとりもどしましょう。
わらべの会代表 春山ゆう