この会は、近年ますます増えている子どもの虐待や苛め、親子間のあいだに起こる事件や殺人に、大人である私達もけして無関心ではなくそれぞれの立場から【親子の絆を考える会】に賛同し、協力し、よりよい家庭や社会を作ることにさまざまに力を発揮していただこうという主旨で2004年に作られたものです。(順不同)
「触れあう」ということは、肌だけでなく、目で、耳で、手で、鼻で、舌ですること。
親の姿が見える、父の声が聞こえる、手が触れてくる、我が家の匂いがする、母の料理を味わう・・・ そこに親たちの心がこもれば、親と子の「心のつながり」は強い力となって、成長に作用します。育児書などはほんの参考、日常のときのなかに五感で触れ合う意識を絶えず流していることが、何よりだいじではないでしょうか。
あしたの国まちづくりの会代表 早稲田大名誉教授 子安美知子