この会は、近年ますます増えている子どもの虐待や苛め、親子間のあいだに起こる事件や殺人に、大人である私達もけして無関心ではなくそれぞれの立場から【親子の絆を考える会】に賛同し、協力し、よりよい家庭や社会を作ることにさまざまに力を発揮していただこうという主旨で2004年に作られたものです。(順不同)
現在の子ども達の問題を解決するには、21世紀こそ子どもの世紀にしなければならない。
その考えを述べたのはエレン・ケイ、1900年のこと。その89年後に子どもの権利は認められたが、社会の豊かさの陰で、今子ども達への優しいまなざしが消えつつある。それが全ての問題の根源。その優しさを取りもどすため、親子の心の絆を太く豊かにもつ必要がある。それには、歌いつがれた子守唄を取りもどすことが 第一歩
東大名誉教授 小林 登