表紙へ戻る お気に入りのページを最大50件まで
記憶できる便利な機能です。
H17.5.27(金) 読売新聞夕刊
よみうり寸評
 
<子守唄よ甦(よみがえ)れ>――大賛成だ。赤ちゃんの安らかな眠り、天真の笑顔は子守唄がはぐくむ。長く歌い継がれてきた子守唄を古くさいなどと言うなかれ◆子守唄は子育てのいろは。母と子、父と子のコミュニケーションの第一歩である。時代とともに三世代同居は少なくなり、家々で伝承する子育ての作法も失われつつある◆マニュアルや専門家への依存が増えて、子守唄は昔のようには歌われなくなってきた。そんな折、今月刊の<別冊「環」⑩ 子守唄よ、甦れ>(藤原書店)に共感した。鼎談(ていだん)や寄稿の数々が子守唄の有用、大切さを教えてくれる◆近ごろ笑わない赤ちゃんが増えてきた!という指摘にはギクリ。普段の声かけが少ないせいだという。児童虐待の凄惨(せいさん)な場は子守唄の安らかな世界とは対極にある◆世に当たり前のことが当たり前に行われなくなったのは「いろはカルタがすたれたからだ」というのは、ジョークめかした当欄の持論だが、その伝で言えば、子守唄がすたれれば、子育ては乱れる◆巻末に全国子守唄分布表。土地土地の伝承がしのばれる。
 
「この記事は、読売新聞社の許諾を得て転載しています」
http://www.yomiuri.co.jp/policy/copyright/



ご案内
ご支援ありがとうございます
ご支援のお願い
NPO法人日本子守唄協会概要
NPO法人日本子守唄協会の歩み
プライバシーポリシー
メディア掲載記事紹介
メディア掲載記事
2006年メディア掲載記事
H18.3.5(日) 産経新聞
 「世界共通に根付いた思い」
H18.3.2(木) 産経新聞
 新連載「唄いつぐ」6日スタート
H18.2.20(月) 富山新聞
 子守唄「おひざでねんね」感動の響き
H18.2.19(日) 富山新聞
 きょう富山でフェスタ
H18.2.18(土) 日本経済新聞夕刊
 生活ファミリー 子守唄復権を願う
2005年メディア掲載記事
H17.10.25(火) 北國新聞
 子守唄の人気
H17.7.22(金)読売新聞夕刊文化欄
 ヒトには子守唄が必要だ
月刊「ボランティア」8月号掲載
 DVと、女性と、生きる路
H17.6(共同通信配信)
 インタビュー「こんにち話」
H17.5.27(金) 読売新聞夕刊
 よみうり寸評
2004年メディア掲載記事
2003年メディア掲載記事
2002年メディア掲載記事
2001年メディア掲載記事
2000年メディア掲載記事
Copyright(c)Japan Lullaby Association. All Rights Reserved.