時代は唄をつくる
考えよう
虐待のない
優しい社会
子どもたちの真の笑顔のために
平成25年3月10日(日)
開場 13:00 開演 13:30
終演 16:00(予定)
京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール
京都市中京区堀川御池東入北側
入場料:無料・全席自由
※当日は京都マラソン開催日にあたり市内全域で渋滞が予想さ
れますので、ご注意ください。
・主催:NPO法人日本子守唄協会
・共催:京都市・京都市教育委員会
・協賛:京都華頂ライオンズクラブ・わかさ生活
※この公演は、公益財団法人JKA からの競輪公益資金による補助金の交付を受けて開催されます。
絵/渡辺あきお
●司会
西舘好子(日本子守唄協会理事長)
●お話
山折哲雄(宗教学者)
青木新門(詩人・作家)
●コンサート
石井計善(京都華頂ライオンズクラブ)
川口京子(歌手)
長谷川芙佐子(ピアノ) 他
− 出 演 −
山折哲雄 (やまおり てつお)
宗教学者
1931年生まれ。岩手県出身。東北大学インド哲学科卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。東北大学助教授、国立歴史民俗博物館教授、白鳳女子短期大学学長、京都造形芸術大学大学院長などを経て、現在、国際日本文化研究センター所長。著書に『日本宗教文化の構造と祖型』『仏教とは何か』『神と仏』『臨死の思想』『日本人の霊魂観』『日本人の宗教感覚』『鎮守の森は泣いている』など多数。
青木新門 (あおき しんもん)
詩人・作家
1937年富山県入善町生まれ。早稲田大学中退後、飲食店経営の傍らで文学を志す。現在は、冠婚葬祭会社の専務取締役を経て監査役に就く。1993年葬式現場の体験を著した『納棺夫日記』がベストセラーとなり全国的に注目を浴びる。2004年度北日本新聞社文化功労賞受賞。
西舘好子 (にしだて よしこ)
NPO法人日本子守唄協会理事長
東京・浅草生まれ。1982年劇団こまつ座主宰、演劇のプロデュースを手掛ける。1985年、第20回紀伊国屋演劇団体賞を受賞。1995年スポーツニッポン文化大賞受賞。30年に及ぶ演劇活動、DV、子供の虐待、女性問題への活動などを経て、2000年日本子守唄協会設立。現在は女性史の一つともいえる子守唄に取り組んでいる。
川口京子 (かわぐち きょうこ)
歌手
子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部中退。その後歌唄いになり、日本歌曲、童謡、唱歌、叙情歌、民謡、子守唄、などを中心にコンサート活動をしている。これまでに「北原白秋を唄う」「野口雨情を唄う」「日本の唱歌」といったテーマでソロコンサートを行う。1999年度日本童謡賞特別賞受賞。
長谷川芙佐子 (はせがわ ふさこ)
ピアノ
国立音楽大学ピアノ科卒業。童謡歌手、声楽、器楽、合唱の伴奏者として、数多くの演奏会、放送、レコーディングに演奏、編曲で参加。テレビ朝日「題名の無い音楽会」「北原白秋童謡フェスティバル」、日本童謡協会およびテレビ朝日主催「全国童謡歌唱コンクール」の公式ピアニスト、ほか。クラシックからポップス、民謡などオールラウンドプレーヤーとして活躍中。
時代は唄をつくる 〜 子どもたちの真の笑顔のために 〜
平成25年3月10日(日) 堀川音楽高等学校ホール
【70歳以上 女性】
子育てが難しい時代になったものだと思います。
【70歳以上 女性】
山折先生のお話、とても感動しました。懐かしい曲目ばかり楽しみました。ありがとうございました。
【60歳以上 男性】
我々の年代の者が、子供の頃流行した洋楽など、不良の歌う曲と言われ怒られたものですが、今では教科書に載っているそうです。唄は世につれ時代は唄を作りますね。
【70歳以上 女性】
先ずは家庭での躾がなっていない。プライバシーの尊重をいい過ぎ、他人への心遣いが間違っている。
【60歳以上 女性】
楽しく歌わせてもらいました。
【60歳以上 女性】
子供が子守唄を知らないとは、悲しいと思います。私は母よりいっぱい歌で育てて頂きましたので大好きです。また、子供に戻った気持になりました。
子育ては楽しんでする物だと教わりました。愛を持って育てたいです。孫に子守唄を歌ったら、ママを思い出して泣き出しました。
【60歳以上 女性】
悲しみを知らずに育つ今の子供達にこの年齢で何か役立つことがあればといいと思いました。
【40歳代 男性】
唄をテーマに現代の風潮や傾向をよくあらわし、山折氏が学術的に裏付けて説得力が強く伝わってきた。
いじめと児童虐待は、弱い者へのはけ口が向いている点で共通していると感じる。自分中心の考えや表現を良いとする風潮を攻めたいと思う。
【70歳以上 女性】
若い人は独立していると思う。隣の赤ん坊をみてと言われても断ると思う。
【60歳代 女性】
社会の皆が子育てをしていく風になれば。
【70歳以上 男性】
私は小さい頃には子守唄を母親から聞いた事がない。母親に背負われて聴く唄が最近ではみられない。背中の暖かみを感じる事が母子の絆を作り、愛情が生まれる。子守唄は一番大事なもの。
竹田の子守唄を聞いて良かった。川口京子さんの童謡は心に残ります。すばらしい歌い手さんです。
【70歳以上 女性】
悲しみを体験させる。そこから生まれる優しさ…気付かせてもらいました。大人、子育て中の人、肝に銘じて保育しようと改めて反省しましょう。
【50歳代 女性】
御三人の談は、内容が濃く分かりやすかったです。内容に感心があまり湧かないが、高名な先生を迎えて頂き大変有難かったです。
社会や家庭等、いろんな事が関連していると思うが、唄等の道徳教育も必要だと思います。助け合う事が大切と思います。又、毅然とした大人が少なくなり、私もしっかりせねばと思っています。
【60歳以上 男性】
先日3歳ぐらいの子供を自転車に乗せて走っているのを見ました。夜でしたので無灯火で子供にもヘルメットをかぶらせずに走っているのを見まして、親はどうして子供を守らなしのかと心配になりました。
【70歳以上 男性】
短い時間でしたが、三人さんの対談の濃い中身、十分理解できました。
子育てや児童虐待は先ず、自分の一番近いところをもう一度見直して行きたいと思っています。
子守唄童謡は大好きです。子供、そして孫にもよく歌ってやってきました。また、母(107歳)にも童謡をゆっくり耳元で歌ってまいりました。母も一緒に歌ってくれました。ありがたい事です。
【50歳代 男性】
山折氏・西舘氏・青木氏の話が心に浸み入り、思いを新たにできた。
人と人が感化しあう事がなにより大事だと思う。1人だけでは視野が限られ、毎日目覚める事が大切である。
【60歳代 女性】
幼き頃の友の親、なつかしい母の面影が…苦しい時、悲しい時、心を労わってくれる童謡をこよなく愛します。よき時間を頂きました。ありがとうございます。
昔、私達が育った頃の近所のおばさん、おじさんは、我が子のように平等に声をかけ、見守ってくれた。確かに貧しさ、豊かさの差はあったが、物を分け合う心があった様に思う。教育においても、目の高さまで低くなって学びを導いてくれた先生の姿がそこにあったと思います。
【60歳代 男性】
悲しみを知らない大人に優しい子供は育てられない。
【30歳代 女性】
5才、8才の子を持つ母です。昨年、今年と来させて頂きました。心に響く良い唄、本当にありがとうございます。涙しそうになってしまいました。大切な心、子供に伝えていきたいと感じます。
【70歳以上 男性】
やさしさの中厳しさが少ない。「虐待」考えられない。
【70歳以上 男性】
前回に続いて2回目です。すばらしい唄ありがとうございます。
【20歳代 男性】
まだまだ自分は子供だと思いました。もっともっとベテランの方のお話を伺いたいとおもいました。
僕は未だ子供がいないのですが、ニュースなどで見ると悲しく、苦しくなります。育てられないのなら、育てられる方に育ててもらうなどのやり方も必要な気がします。
【70歳以上 女性】
育児において、大人、とくに母親が子に寄り添って暮さねばと思い、自分を忘れる程に苦はありました。
【70歳以上 女性】
とても良かったです。ヨイトマケの唄すばらしかったです。
【70歳以上 女性】
西舘さんありがとうございました。山折先生のお話はゆっくりゆっくりかみしめて考えたいと存じます。
【70歳以上 女性】
テレビでたまに聞くだけで、学童に戻った穏やかな心になりました。
息子と同居のため、嫁も働いている為、孫の面倒を見ていますが、素直に成長しております。世間では虐待とか色々ありますが、私には考えられません。
【30歳代 女性】
知らない唄もありますが、素敵な歌声で引き込まれました。
子育てをする母・父と一緒に悩み、しんどさを共有して地域で支えられるそんな仕事ができればと思います。未来の子が元気で夢を持って1人1人の人として成長できる地域がつくれたらいいと願います。
【60歳代 女性】
歌手の方の声が素敵でとっても聴き易かったです。
【60歳代 男性】
テレビ・ラジオで子守唄・童謡が放送されるように働きかけたいし、協会が働きかけて頂きたい。
【50歳代 女性】
1番子育てに近い20代の女性には分からないかも…
母親へのストレスが多い社会だと思います。若いお母さんの心を支えてあげたいですね。