兵庫の子守唄 - 兵庫県
兵庫の子守唄
兵庫県
ねんねんよ おころりよ
坊やのお守りはとけこへいた
あの山こえてさとへいた
里のおみやになにもろた
でんでん太鼓に笙の笛
なるかならぬか吹いてみな
ぴいぴいひゃらりこ吹いてみな
ねんねんよおころりよ
ねたらお山のきじの子さえも
おきたらオオカミとってかむぞ
ねんねのころいち ねんころり
ねんねのころいち ねんころり
ねんねのお守りにだれたのむ
新町米やのおよねさん
お米のしごとになにをさそ
木綿さそうか縞さそか
木綿ようせん縞ようせん
しごとようせな去んでけれ
去ぬは去ぬけど道しらん
道をしらねば送りましょ
一本道まで送らせて
二本橋の真ん中で
あちら向いてはほろほろと
こちら向いてはほろほろと
なにが悲しゅて泣きなさる
わしの弟の千松が七つ八から金掘りに
金がないやら死んだやら
一年たっても錠があかん
二年たっても錠があかん
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