せる社会を創る活動 補助事業 −
母なる大地を唄おう
〜伝承の大切さ〜
平成28年6月30日(木)
【入場料】1,000円 (全席自由)
【開 場】18:00 【開 演】18:30 【終 演】20:30(予定)
【会 場】千代田区立内幸町ホール
東京都千代田区内幸町 1-5-1
TEL 03-3500-5578 FAX 03-3500-5579
【主 催】NPO法人日本子守唄協会
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アイヌ刺繍 宇梶静江
※この公演は、公益財団法人JKA からの競輪公益資金による補助金の交付を受けて開催されます。
【 出 演 】
宇梶 静江(詩人・古布絵・絵本作家)
西舘 好子(日本子守唄協会理事長)
野田 英夫(放送作家)
川口 京子(歌手)
長谷川 芙佐子(ピアノ)
宇梶 静江(うかじ しずえ)
1933年北海道浦河群生まれ。詩人・古布絵・絵本作家。20代で上京。さまざまな社会運動に関わりながら詩作を続ける。関東圏のアイヌ復権運の草分けとなり、東京ウタリ会を結成する。1 9 9 6 年にアイヌ刺繍を学び、アイヌの精神世界を表現する「古布絵」を編み出す。2011年3月、吉川英治文化賞受賞。古布絵を使った著作に『シマフクロウとサケ』(福音館書店)など。
西舘 好子(にしだて よしこ)
NPO法人 日本子守唄協会理事長
東京・浅草生まれ。1982年劇団こまつ座主宰、演劇のプロデュースを手掛ける。1985年、第20回紀伊国屋演劇団体賞を受賞。1995年スポーツニッポン文化大賞受賞。30年に及ぶ演劇活動、DV、子供の虐待、女性問題への活動などを経て、2000年日本子守唄協会設立。現在は女性史の一つともいえる子守唄に取り組んでいる。
川口 京子(かわぐち きょうこ)
歌手
子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部中退。その後歌唄いになり、日本歌曲、童謡、唱歌、叙情歌、民謡、子守唄、などを中心にコンサート活動をしている。これまでに「北原白秋を唄う」「野口雨情を唄う」「日本の唱歌」といったテーマでソロコンサートを行う。1999年度日本童謡賞特別賞受賞。
長谷川 芙佐子(はせがわ ふさこ)
ピアノ・作曲・編曲
国立音楽大学ピアノ科卒業。クラシック、ポップス、タンゴ、童謡・唱歌、子守唄、民謡などマルチプレーヤーとして、ソロ活動のほか様々なジャンルの演奏家と、演奏およびアレンジャーとして共演、全国で演奏活動をしている。シリーズ「歌い継ごう日本の歌」、「ファミリーコンサート“わ”」等を企画開催。第43回日本童謡賞特別賞受賞。ソロCD:LaVita(Kクリエイト)、参加CD多数。
母なる大地を唄おう 〜伝承の大切さ〜
平成28年6月30日(木)
撮影:日本子守唄協会
ホールのロビーには宇梶静江さんのアイヌ刺繍の作品が展示さ
れました。
日本子守唄協会理事長・西舘好子が宇梶さんとの出会いや開催
に至るまでの経緯をお話しました。
西舘理事長とゲストの野田英夫氏が宇梶さんのお話を基に、さ
まざまな角度から質問しながらアイヌの文化や生活の理解を深
めていきました。
宇梶さんはアイヌの子守唄・子育て・日常生活について具体的
はお話をしてくださいました。会場の皆さんにとっては初めて
お聞きすることばかりでした。
民族衣装をまとった弓野恵子さんがアイヌの民族楽器・ムック
リを使いながらアイヌの子守唄を歌って下さいました。
川口京子さんがアイヌの子守唄を交えて、日本の伝承子守唄、
竹田の子守唄や五木の子守唄を歌って下さいました。
満員の客席からは大きな拍手が送られました。
最後に会場の皆さんとご一緒に「夕焼小焼」を歌ってお別れし
ました。