〜子どもに寄り添う大人たちへのメッセージ〜
京都子ども讃歌
平成27年
11月14日(土)
【開 場】13:00 【開 演】13:30
【終 演】16:00(予定)
入場無料 全席自由
※下記フォームよりお申し込みください。
【会 場】京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール
京都市中京区堀川御池東入北側
※専用駐車場はございません。 公共交通機関にてお越しください。
【主 催】国立青少年教育振興機構
【共 催】NPO法人日本子守唄協会・京都市・京都市教育委員会
丈夫で笑顔でいるように毎晩祈る母でした
いたくない拳固をくれる父でした。
風が吹く日は寒いねと、誰かが声をかけてくれるお隣さん。
大人たちもみんな昔は子どもでした。
もう一度その時の気持ちになって寄り添ってみましょうか
■ 第一部
司会 西舘好子(日本子守唄協会理事長)
「こころの創生〜日本のこころのふるさと・京都の使命〜」
門川大作(京都市長)
「子守唄の起源 ―ゴリラから学ぶ」
山極壽一(京都大学総長)
■ 第二部
「伝えよう わらべ歌 童謡 子守唄」
川口京子(歌手)
長谷川芙佐子(ピアノ)
■ 第三部
「宇崎竜童の子守唄(ララバイ)」
宇崎竜童(音楽家)
− 出演者紹介 −
門川 大作 (かどかわ だいさく)
京都市長
立命館大学二部法学部卒。京都市教育長を経て、2008年2月より第26代京都市長に就任。2012年2月再選を果たす。徹底した「現地現場主義」をモットーに市民活動の場を駆け回り、市長就任からの訪問数は5700箇所超。市民と共に汗する「共汗」と市民の視点に立った政策の「融合」をキーワードに、全国のモデルとなる市政改革を進める。好きな言葉は「心を込めてすべてを大切に」。趣味は「人間浴」「仕事を楽しむ」
宇崎 竜童 (うざき りゅうどう)
音楽家
1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』など数々のヒット曲を生み出しながら、作曲家としての活動を続け、1976年には『想い出ぼろぼろ』で日本レコード大賞作曲賞を受賞。映画音楽も数多く手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞など、数々の賞も受賞。他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画、舞台の音楽制作、映画監督、俳優として幅広く活動を行っている。
山極 壽一 (やまぎわ じゅいち)
京都大学総長
専門:人類学・霊長類学、理学博士。1952年東京生まれ、京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科助教授、同教授。2011〜12年度は大学院理学研究科長・理学部長を務めた。2014年10月1日より現職。著書に『ゴリラ』(2005年、東京大学出版会)、『家族進化論』(2012年、東京大学出版会)、など多数。日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長を歴任、アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。
川口 京子 (かわぐち きょうこ)
歌手
子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部中退。その後歌唄いになり、日本歌曲、童謡、唱歌、叙情歌、民謡、子守唄、などを中心にコンサート活動をしている。これまでに「北原白秋を唄う」「野口雨情を唄う」「日本の唱歌」といったテーマでソロコンサートを行う。1999年度日本童謡賞特別賞受賞。
西舘 好子 (にしだて よしこ)
NPO法人日本子守唄協会理事長
東京・浅草生まれ。1982年劇団こまつ座主宰、演劇のプロデュースを手掛ける。1985年、第20回紀伊国屋演劇団体賞を受賞。1995年スポーツニッポン文化大賞受賞。30年に及ぶ演劇活動、DV、子供の虐待、女性問題への活動などを経て、2000年日本子守唄協会設立。現在は女性史の一つともいえる子守唄に取り組んでいる。
長谷川 芙佐子 (はせがわ ふさこ)
ピアノ・作曲・編曲
国立音楽大学ピアノ科卒業。クラシック、ポップス、タンゴ、童謡・唱歌、子守唄、民謡などマルチプレーヤーとして、ソロ活動のほか様々なジャンルの演奏家と、演奏およびアレンジャーとして共演、全国で演奏活動をしている。シリーズ「歌い継ごう日本の歌」、「ファミリーコンサート“わ”」等を企画開催。第43回日本童謡賞特別賞受賞。ソロCD:LaVita(Kクリエイト)、参加CD:大人と子どものセレナーデ(コロムビア)夢路より、世界のこもりうた(Kクリエイト) ほか。
〜子どもに寄り添う大人たちへのメッセージ〜
京都子ども讃歌・アンケート
11月14日(土)
・川口さんのすばらしい素朴な歌声に感銘しました。
・忙しい日々の中、優しい歌に包まれ良きひと時を過ごさせていただきました。
・川口京子さんの歌が良かった。また聴きたいと思いました。
・山極先生の公演はとても良く、出来る事なら若い時(出産前)にお聞きしたかったです。
・京都がいち早く教育に取り組んだお話に感銘を受けました。また、類人猿の子育ての比較、面白く聞きました。
・子守唄を思うことは、人間を・土地を・歴史を・文化を思う事、考える事。とても面白い公演でした。
・市長の考え方がよく分かりました。また、山極先生のゴリラとの比較の話も、知らない世界をのぞかせていただきました。
・山極先生のお話は興味深く楽しかったです。宇崎氏は奥さん共々大好きです。
・青春時代に聴いていた宇崎さんとは違う宇崎さんに出会えて良かった!
・子守唄はいつ聴いても良い。これを聴くと今は亡き両親に感謝の気持ちが出てくる。
・京の昔の歌はめずらしく面白かった。また、川口京子さんの人間性が出た歌に感動。宇崎竜童さんの生のララバイにうっとり。
・川口京子さんの歌は味がって、懐かしさがこみ上がり、こんな気持ちで童謡を聴いたのは初めてです。
・講演に、唄に、幅広い構成で楽しく過ごさせていただきました。
・心温まる歌声、幸福なひと時でした。
・昨今、子守唄に限らず日本の美しい言葉やメロディーが唄われなくなっているのを寂しく感じています。今日改めて日本の唄を伝えていくことの大切さを痛感しました。
・子守唄は日本の土であるという考え、大人の意識の大切さを西舘理事長に教えてもらって良かったです。
・盛りだくさんの内容大いに楽しみました。川口京子さんの美しい声とユーモアたっぷりのお話に感激。また宇崎さんの歌は1970年代から聞いていますが、変わらぬ存在感に感動しました。
・日本伝来のわたべ唄や民謡他、子どもの頃の「山紫水明」「生活の習慣」を口伝えていく大切さが再認識できた。
・素晴らしい公演で幸せでした。ふらっと興味本位でとびこんだ結果、いろんな事を考え・感じ、感動させていただきました。
・人間の子どもとゴリラの子どもの成育の違いがすごく分かりました。
・京都市長のお話を聞き、京都のこころの創生が分かりました。
・宇崎竜童さんのギターを片手に弾きながら歌っていただき、心を広く揺さぶられた様に聴き入りました。感動。
・子守唄、とても懐かしく日本の原点に戻った気分いっぱいです。
・ゴリラの先生の話を楽しみに来させていただきましたが、期待通りでもっとお話を聞かせていただきたかったです。