復興支援コンサート
絵本と子守唄のつどい
平成27年8月1日(土)
入場無料
【開 場】14:30 【開 演】15:00
【終 演】16:30 (予定)
【会 場】遠野市めがね橋緑地広場
岩手県遠野市宮守町下宮守 (雨天の場合は宮守体育館)
【主 催】国立青少年教育振興機構
【共 催】遠野市・遠野市教育委員会・NPO法人日本子守唄協会
【お問合せ・お申込み先】
遠野文化研究センター
TEL 0198-60-2800 FAX 0198-62-5758
■ オープニング 下郷さんさ踊り(遠野市)
■ あいさつ
西舘好子(日本子守唄協会理事長)
■ 朗読と演奏
朗読「雨ニモマケズ」 浅利香津代(女優)
ギター&リコーダー 藤井秀亮(ギタリスト)、
早崎靖典(リコーダー)
演奏予定「口笛ポルカ」、「小鳥の音楽教室」、
「コンドルは飛んで行く」、「花まつり」
■ 復興支援コンサート
遠野少年少女合唱隊、雨宮知子(歌手)、稲村なおこ(歌手)
川口京子(歌手)、長谷川芙佐子(ピアノ)
演奏予定「星めぐりの歌」、「座敷わらしの子守唄」、
「ふるさとの山に向かひて」 他
■ 会場の皆様とご一緒に
「夕焼小焼」
■ 体験ブース
「森のキーホルダー」(国立岩手山青少年交流の家)
「プラトンボ」(国立岩手山青少年交流の家)
「凧揚げ」(日本の凧の会 江戸凧むらさき会)
【 出 演 者 紹 介 】
下郷さんさ踊り
(遠野市宮守町)
さんさ踊りは岩手県を代表する盆踊り。下郷さんさ踊りは、現在の花巻市から遠野市宮守町の下郷に伝わったもの。踊り組は、世話人、太鼓、笛、踊り手からなり、踊り手は、色模様の振袖に前掛けをしめ、造花・金銀紙・鈴をつけた花笠をかぶって踊り、太鼓は半天を着て花笠をかぶり踊りながら叩く。昔は盆に踊っていたが、現在は9月の砥森神社の例祭に踊る。
遠野少年少女合唱隊
指揮:吉永実千枝
伴奏:菅原美智恵
昭和62年5月結成。現在隊員は、5歳から中学3年生までの16人。毎週土曜日、みんなに親しまれている曲や遠野地方に伝わるわらべ歌、昔から伝わる曲などを練習し、年1回発表会を開催して成果を披露している。また、市民芸術祭や市民の舞台遠野物語ファンタジーへの出演、ミニコンサート開催のほか、平泉中尊寺での復興支援コンサートなどにも出演し活動を広げている。
西舘 好子 (にしだて よしこ)
NPO法人日本子守唄協会 理事長
東京・浅草生まれ。1982年劇団こまつ座主宰、演劇のプロデュースを手掛ける。1985年、第20回紀伊国屋演劇団体賞を受賞。1995年スポーツニッポン文化大賞受賞。30年に及ぶ演劇活動、DV、子供の虐待、女性問題への活動などを経て、2000年日本子守唄協会設立。現在は女性史の一つともいえる子守唄に取り組んでいる。
浅利 香津代 (あさり かつよ)
女優
生まれも育ちも秋田駅前という生粋の秋田っ子。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、望月優子に師事。その後、新劇の第一次・第二次新人会で8年在籍。次いで劇団前進座で3代目中村翫右衛門(4代目中村梅之助の父)に師事し10年在籍した後、フリーとなる。現在はテレビ、舞台などで活躍中。また、正しい秋田弁の使い手として秋田弁の朗読などの仕事も多い。
藤井 秀亮 (ふじい ひでりょう)
ギタリスト・作曲家・歌手
NHK「ふえはうたう」「歌ってゴー」テレビ朝日「午後の旅立ち」TBS「シャボン玉こんにちは」など多数出演。1984年日本音楽家代表団として渡朝。また拉致被害者救出支援ソング『翼』を作曲(政府広報)。1985年藤井総合音楽院設立。国際21世紀芸術協会理事。「池田昌子語りの会」「コトザウルス朗読コンサート」の音楽を担当。現在『命の唄シリーズ』で、作詞家藤公之助氏とのコラボを展開中。
早崎 靖典 (はやざき やすのり)
リコーダー
1984年東京コンセルヴァトアール尚美研究科ピアノ専攻卒業。1982、1983年度全日本リコーダーコンクール・アンサンブル部門にて最優秀賞を受賞。以後、数多くのアンサンブルのメンバーとして、コンサート、レコーディング、NHK教育・民放テレビ出演の活動を行う。また、リコーダーや器楽合奏の編曲・指導も積極的に行っている。
稲村 なおこ (いなむら なおこ)
歌手
国立音楽大学卒業後、NHK教育テレビ「ワンツー・どん」の歌のお姉さんとして4年間レギュラー出演。NHK「みんなの童謡」「やさしい日本語」テレビ朝日「題名のない音楽会」など多数出演。話題のCMにアタックOCN。春風のように温かな歌唱とステージングには定評がある。歌の会・なおちビレッジ主宰。尾瀬の郷親善大使。第28回日本童謡賞特別賞受賞。音楽教育振興特別賞受賞など。
雨宮 知子 (あめみや ともこ)
歌手
ミュージックフェスティバル2000童謡部門グランプリ新人賞受賞。BS日本テレビ「それいけ!アンパンマンくらぶ」知子おねえさんとして出演。持ち前の人懐っこさでたちまち人気者に。やわらかく透き通るように澄むその歌声は、聴く人の耳にやさしく浸透し心地よく包み込んでくれる不思議な魅力をもっている。
川口 京子 (かわぐち きょうこ)
歌手
子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部中退。その後歌唄いになり、日本歌曲、童謡、唱歌、叙情歌、民謡、子守唄、などを中心にコンサート活動をしている。これまでに「北原白秋を唄う」「野口雨情を唄う」「日本の唱歌」といったテーマでソロコンサートを行う。1999年度日本童謡賞特別賞受賞。
長谷川 芙佐子 (はせがわ ふさこ)
ピアノ
国立音楽大学ピアノ科卒業。クラシック、ポップス、タンゴ、童謡・唱歌、子守唄、民謡などオールラウンドマルチプレーヤーとして独自の世界を持ち、ソロ活動のほか様々なジャンルの演奏家と演奏およびアレンジャーとして共演、全国で演奏活動をしている。第43回日本童謡賞特別賞受賞。
復興支援コンサート
絵本と子守唄のつどい 8月1日(土)
撮影:日本子守唄協会
平成27年8月1日(土)岩手県遠野市めがね橋緑地広場にて
「絵本と子守唄のつどい」が開催されました。
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会場となっためがね橋緑地広場の周りは、透き通った水が流れ、
みどりゆたかな素敵な場所でした。幸運にも天候にも恵まれ、
空は青く澄み渡り絶好のコンサート日和となりました。
会場の広場では体験ブースが設置され、国立岩手山青少年交流
の家によるプラトンボ作りや、森のキーホルダー作り。日本の
凧の会 江戸凧むらさき会の方々による大凧上げや子どもたち
の凧上げ体験が実施され、多くの子どもたちがやってきました。
自分でつくったトンボを飛ばしたり、初めての凧上げなどに子
どもたちは大はしゃぎでした。
日差しが強く気温が高いにもかかわらず、会場にはたくさんの
方々が足を運んでくださいました。
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オープニングでは、遠野市宮守町の方々による下郷さんさ踊り
が行われました。岩手県を代表するさんさ踊りでお馴染み
「サッコラ チョイワヤッセ(幸せは呼ぶと来る)」の元気な
掛け声で、暑さに負けない踊りを披露して下さいました。
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暑い中お越しいただいた会場の皆さまへ感謝の気持ちを込めて、
日本子守唄協会理事長西舘よりごあいさつ申し上げました。
岩手を代表する詩人・童話作家でもある宮沢賢治作「雨ニモマ
ケズ」を女優の浅利香津代さんが朗読してくださいました。
野外で聞く朗読は非常に迫力があり、岩手の自然も感じること
もできました。
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ギターの藤井さんによる軽妙なトークは会場の笑いを誘います。
リコーダーの早崎靖典さんは普通より大きいものから親指ほど
の小さいものまでさまざまなリコーダーも演奏してくださいま
した。
ギタリスト:藤井秀亮
リコーダー:早崎靖典
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5才の子から中学校3年生まで子どもたちだけで結成された遠
野少年少女合唱隊の皆さんは、かわいらしい浴衣姿で登場して
くださいました。元気いっぱい夏の歌をうたってくださり、み
んなに元気をとどけてくださいました。
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長谷川芙佐子さんのピアノ伴奏にのせて今回歌手の方々がう
たってくださったのは、夏の歌・子守唄・岩手にゆかりのある
歌とさまざま。会場のみなさまもいっしょに歌詞を口ずさんで
くださいました。
歌手:雨宮知子
歌手:稲村なおこ
歌手:川口京子
ピアノ:長谷川芙佐子
最後は、ご来場いただきました会場の皆さまと一緒に歌をうた
いました。
お越しくださいました皆さま本当にありがとうございます。