東日本大震災復興支援活動
被災地出前寺子屋
南相馬・南三陸
2013年4月17日〜18日
東日本大震災から丸2年が経った福島県・南相馬市と宮城県・南三陸町をお伺いしました。
南相馬の浄園寺では藤村志保さんと西舘理事長によるお話の会が催され、大勢の方がお集まりくださり会場が一体となって笑うことができた素晴らしい一日となりました。
南三陸町では若者達の研修センター「いりやど」で志茂田景樹さんと西舘理事長による「楽しいお話の会」が開かれ、子ども達をはじめ地元の方々が参加し、笑いに包まれる和やかなひと時を過ごしました。
被災地出前寺子屋
南相馬・南三陸
2013年4月17日〜18日
撮影:日本子守唄協会
■ 4月17日 福島県南相馬市 浄園寺
浄園寺は、南相馬でも最北の鹿島区に位置し、比較的内陸にあるため津波の被害は免れました。また、福島第一原発からは30km以上離れていることもあり比較的安全な場所です。
震災から丸2年。南相馬の人々にも笑顔が戻ってきました。お
話の間ずっと笑いが絶えず会場が一体となった素晴らしい一日
でした
本堂は満席で、隙間もないほどたくさんの方がお集まりくださ
いました
“ドコモのおばあちゃん”にサインが殺到
会の後には餅つきが行われ、会場の人達にも美味しいお餅がふ
るまわれました
手作り料理で皆さんをおもてなし
■ 4月18日 宮城県南三陸町 南三陸まなびの里「いりやど」
「志茂田景樹と西舘好子 楽しいお話の会」
南三陸町は津波の被害が甚大で、町の62%(市街地で75%)もの家屋が損壊しました。2年が過ぎた現在では、重機も入り復旧作業も少しずつ進みつつありますが、まだまだ人の手を必要とし、漁業・農地をはじめとする復旧支援が必要です。
若い世代のための研修施設「いりやど」が2013年3月にオープ
ンしました
「どうしてこんな恰好をしているの」という質問から人生につ
いてお話しする志茂田景樹さん
西舘理事長は地元の力がどんなに大切かをお話ししました
「良い子のお話し隊」隊長の面目躍如、子ども達がそばから離
れません
廃校を利用した地区センターでは、地元の人達がまゆやタコの
キャラクターを使った製品を作り販売する活動が進んでいまし
た
細かな手作業で一日に数個しかできないという地元の名産品も
作っています
仙台空港から数十メートルも離れていない場所では、まだまだ
復興が始まったばかりです
周辺のものすべてが津波で流されてしまった中で、1軒だけ
残った家屋
被災地には巨大なショッピングモールが建ちあがり、すべてが
その中に集約されてしまっています。壁面の黒い部分は太陽光
パネル