日本子守唄協会盛岡支部活動報告
4月3日 岩手県下閉伊郡山田町
撮影:日本子守唄協会
奇跡的に形をとどめたピアノが道路わきにポツンと置かれて
いました。
瓦礫の中に残った電線のない電柱。
根こそぎ流された樹木と布団が散乱する中を行く被災者。
残された水道管。
かすかに形をとどめる鳥居と祠(ほこら)。
瓦礫の中にたたずむ男の子。
焼けただれた鉄骨がむき出しになった建物。
流されて焼けて錆びついた車。
人形のそばの本のページには"子供の科学"の文字が見えます。
持ち主を待っているかのような女の子の長靴。
大型機械が瓦礫の撤去に取り掛かっています。
復旧にいそしむ地元消防団の人々。
瓦礫を踏み越えて探し物をつづける親子。
桜のつぼみがふくらみ始めた被災地、かつてここに街並みが
あったことが想像できません。
港から流されたタンクが横倒しになっています。
津波にのまれた陸中山田駅。
陸中山田駅のホームは津波の凄まじさをとどめています。
焼けだだれた陸中山田駅と駅前ロータリーの樹木。
お母さんと女の子が何かを探しながら歩いています。
支援物資がトラックからつぎつぎと降ろされていきます。被
災者の皆さんも一緒に手伝ってくださいました。
支援物資が机の上に並べられて、避難所の皆様に順番に受け
取っていただきました。
お母さんと一緒に並んでいる女の子が撮影に応じてください
ました。
商工会館前で焼きそばや野菜サラダの準備をする青年部の皆
さん。
避難所の皆様に焼きそばと野菜サラダをご用意しました。不
足している生野菜は被災者の皆さんにとても喜んでいただきま
した。
4月3日、山田町への支援活動に参加してくださった、日本
子守唄協会盛岡支部・盛岡市三ツ割町内会青年部・名須川町青
年部・愛宕町青年部の皆さん。本当にありがとうございました。