伝承子守唄交流体験活動
「北風
ふるさと
唄だより」
− 心の原風景をさがして −
日時：２０１０年１月８日(金)
午後６時開場
午後６時３０分開演
場所：千代田区立 内幸町ホール
http://www.uchisaiwai-hall.jp/data/koutsu.html
指定管理者：株式会社コンベンションリンケージ
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1
TEL: 03-3500-5578 FAX: 03-3500-5579
一般 5,000円 (全席自由)
チケット予約・お問合せ：
NPO法人 日本子守唄協会
〒111-0053 東京都台東区浅草橋１−３３−６
浅草橋シティハイツ３０３
TEL 03-3861-9417 FAX 03-3861-9418
（月〜金AM10:00〜PM6:00 祝祭日を除く／12/31(金)〜
1/3(日)の間はお休み）
http://www.komoriuta.jp
主催：NPO法人 日本子守唄協会
後援：読売新聞東京本社
※子どもゆめ基金（独立行政法人国立青少年教育振興機構）助成活動
− 出 演 −
■対談 おくりびと おくられびと
小林 登 東京大学名誉教授・子どもの虹情報研修センター
センター長・国立小児病院名誉院長・NPO法人 日本
子守唄協会 会長
青木 新門 詩人・作家(映画「おくりびと」原作：「納棺夫日
記」著者)
■小さな労働歌 −子守唄談義−
本條 秀太�� 三味線演奏家・作曲家
本條 秀五郎 三味線演奏家
■子守唄コンサート
稲村 なおこ 歌手
小倉 知香子 ハープセラピスト
（案内人）
西舘 好子 NPO法人 日本子守唄協会 理事長
− 出演者紹介 −
小林 登（こばやし のぼる）
ＮＰＯ法人日本子守唄協会会長、子どもの虹情報研修センター長、東京大学名誉教授、国立小児病院名誉院長
1927年東京生まれ。東京大学医学部卒業。70年東京大学医学部教授（小児科学）。84年国立小児病院小児医療研究センター初代センター長。87〜96年国立小児病院院長。その間、臨時教育審議会、日本小児科学会理事、国際小児科学会会長など多くの政府委員、学会役員を務める。現在は、子ども学研究所:Child Research Net所長、日本こども学会代表、日本赤ちゃん学会名誉理事長等も努める。著書『こどもは未来である』『風韻怎思（ふういんしんし）−子どものいのちを見つめて』『子ども学のまなざし』他
西舘 好子（にしだて よしこ）
ＮＰＯ法人 日本子守唄協会 理事長
東京・浅草生まれ。1982年劇団こまつ座主宰、演劇のプロデュースを手掛ける。1985年、第20回紀伊国屋演劇団体賞を受賞。1995年スポーツニッポン文化大賞受賞。30年に及ぶ演劇活動、ＤＶ、子供への虐待、女性問題の活動などを経て、2000年日本子守唄協会設立。現在は女性史の一つともいえる子守唄に取り組んでいる。
青木 新門（あおき しんもん）
詩人・作家／映画「おくりびと」原作：「納棺夫日記」著者
1937年富山県入善町生まれ。
早稲田大学中退後、飲食店経営の傍ら文学を志す。現在は冠婚葬祭会社の専務取締役に就く。1993年葬式現場の体験を著した「納棺夫日記」がベストセラーとなり全国的に注目を浴びる。2004年度北日本新聞社文化功労者受賞。
小倉 知香子（おぐら ちかこ）
ハープ奏者
京都府大原に生まれ、１３歳よりハープを始める。国立音楽大学ハープ科を卒業。ヨゼフ・モルナール、井上久美子氏に師事。卒業後、ジャンルを超えてクラシックからジャズまでこなせるハーピストとして活躍。１９８４年より胎響コンサートの企画を始め、音楽療法としてのカウンセリング及びセッション、トーク及び演奏によるセラピー・コンサートを医師と共に展開している。
本條 秀太��
（ほんじょう ひでたろう）
三味線演奏家・作曲家
１９７１年に本條流を創流し古典、民族音楽を土台とし現代に伝統音楽として生まれた楽派「俚奏楽」を発表。端唄・民謡・民族芸能の発掘、採譜、ＣＤの発表等国内外で音楽活動を続けている。俚奏楽・端唄・鄙哥の演奏会を定期的に行っている。演劇界の鬼才サイモン・マクバーニー演出「春琴」に出演、音楽担当(東京、ロンドン公演)。紀尾井人形邦楽館「北超誌」、邦楽ドラマ「松廼家おけい」一山本周五郎作「虚空遍歴」よりに音楽担当、演奏出演。著書「本條秀太��三味線語り」(淡交社)07年紫綬褒章を受賞。
稲村 なおこ（いなむら なおこ）
歌手
国立音楽大学卒業後、ＮＨＫ教育テレビ「ワンツー・どん」の歌のお姉さんとして４年間レギュラー出演。ＮＨＫ「みんなの童謡」「やさしい日本語」テレビ朝日「題名のない音楽会」など多数出演。話題のＣＭにアタックＯＣＮ。春風のように温かな歌唱とステージングには定評がある。歌の会・なおちビレッジ主宰。
http://www.naochi.net/
尾瀬の郷親善大使。第28回日本童謡賞特別賞受賞。音楽教育振興特別賞受賞など。
本條 秀五郎
（ほんじょう しゅうごろう）
三味線演奏家
名古屋市出身。
本條秀太��師に俚奏楽、古典、端唄、地方座敷唄(民謡)等を師事。本條秀五郎の名を許される。ＮＨＫ邦楽技能者育成会第44期修了。本條流三味線音楽院講師。３回の三味線リサイタルを開催。俚奏楽・端唄・民謡・現代民族歌謡のレコーディング・舞台・コンサート・テレビ・ラジオなどに出演活動。
※子どもゆめ基金（独立行政法人国立青少年教育振興機構）助成活動
伝承子守唄交流体験活動
「北風 ふるさと 唄だより」
撮影：日本子守唄協会
今回は内幸町ホールでの交流体験活動です。
会場は子守唄をもっと知りたい、聞いてみたいという様々な方、お正月で今年初顔合わせと言うことで、ご挨拶代わりにお見えになったお客様もおみえになっています。
西舘代表の新年のご挨拶と、つづいて子守唄の起源、歴史などの、基本的な知識をみなさんに詳しく講義します。
青木新門さん、会長の小林 登に登場願いまして、人間の誕生と死に際して、うたわれる子守唄や親守唄について考えてみます。
またご自身のふるさと、また昔ふるさとで聞いた子守唄に関する思い出や、お父様、お母様のお話もしていただきました。
続いて稲村なおこさん、ハープの小倉知香子さんに登場いただきまして、ハープの伴奏で、日本全国で聞かれる「江戸の子守唄」・沼津の「この子の可愛さ」・大阪の「天満の市」・「ゆりかごのうた」を 会場の皆様と交互に歌っていただき、第一部の終了です。
第二部は本條秀太��さん、本條秀五郎さんの三味線と胡弓による“小さな労働歌”です。
昔の日本には一つの職業としての子守娘がありました。「江戸の子守唄」の類歌、につづいては、子守奉公のつらさを歌った守り子唄の「守り子というものは」をお話の後、演奏していただきました。また、神奈川県民謡としても有名な子守唄「いか採り舟の唄」などもそれぞれにエピソードを交えて歌っていただき、続いて会場の皆さんにも同じように歌っていただきました。
最後は会場の皆様、出演者全員で声を合わせて歌い閉会となりま
した。
本年もよろしくお願いいたします。みなさまどうも有り難うございました。
3月13日 早寝早起き朝ごはん全国フォーラム