子育て支援フォーラム
~赤ちゃんの笑顔はお母さんのしあわせ~
◎シンポジウム
「虐待防止は子育て支援から」
~起こる前に考える 子ども虐待~
基調講演
小林登(東京大学名誉教授・
子どもの虹情報研修センター長)
コーディネーター
川﨑二三彦(子どもの虹情報
研修センター 研究部長)
パネリスト
名木純子(家庭保育エスク代表)
村田千秋(NPO法人子育て長屋船橋 保育士)
◎コンサート
齋藤壽孝(全日本ハーモニカ連盟理事長)
稲村なおこ(歌手)
久保祐子(ピアニスト)
演奏予定
江戸の子守唄
沼津の子守唄
シューベルトの子守歌
モーツァルトの子守歌 他
・スタッフ
舞台監督 首藤美穂
音 響 佐々木淳史(株式会社サウンドマン)
照 明 関 定己
制 作 岩倉栄一
【開 催 日】2008年12月21日(日)
【時 間】13:00~開場 13:30~開演
【会 場】江戸東京博物館ホール
〒130-0015 東京都墨田区横綱 1-4-1
TEL 03-3626-9974
【入 場 料】2,000円(全席自由)
※ご来場の皆様には教材用DVD・副読本を進呈いたし
ます。
【主 催】NPO法人日本子守唄協会
【お問合せ】NPO法人日本子守唄協会
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-33-6-303
TEL 03-3861-9417
FAX 03-3861-9418
E-mail
info@komoriuta.jp

この公演は、財団法人JKAによる「競輪公益資金」の補助を受けて開催します。
- 出 演 -
■ 小林 登(こばやし のぼる)
子どもの虹情報研修センター長、東京大学名誉教授、国立小児病院名誉院長。1927年、東京大学医学部卒業。70年東京大学医学部教授(小児科学)。84年国立小児病院小児医療研究センター初代センター長。87~96年国立小児病院院長。その間、臨時教育審議会、日本小児科学会理事、国際小児科学会会長など多くの政府委員、学会役員を務める。現在は、サイバー子ども研究所 Child Research Net 所長、日本赤ちゃん学会理事長、日本こども学会代表等も努める。著書『こどもは未来である』『風韻怎思』『育つ育てるふれあいの子育て』他
■ 川﨑二三彦(かわさき ふみひこ)
子どもの虹情報研修センター研究部長。1975年、京都大学文学部哲学科を卒業し、京都府の各児童相談所で心理判定員(児童心理司)及び児童福祉司として相談業務に従事。京都府宇治児童相談所相談判定課長を経て、2007 年4 月から現職。全国児童相談研究会(児相研)代表委員。日本子ども虐待防止学会監事。著書に「児童虐待-現場からの提言」(岩波新書)「子どものためのソーシャルワーク(1)虐待」「子どものためのソーシャルワーク(2)非行」「子どものためのソーシャルワーク(3)家族危機」「子どものためのソーシャルワーク(4)障害」(以上、明石書店)「登校拒否と家族療法」「非行と家族療法」「父親と家族療法」(以上共著、ミネルヴァ書房)など。
■ 名木純子(めいき じゅんこ)
家庭保育エスク代表。1957年東京学芸大学附属高校卒業後、ニューヨーク市の芸術専門学校に留学。帰国、結婚を経て家事、5人の子育てを通じて子育ての大切さを認識、仕事のために育児に時間が取れない方々の為に、1973年にファミリーサポートのエスクを創設した。今日、任意団体エスクは35年の年月を経て、全国規模のファミリーサポートのネットワークに成長している。著作、日本のチヤイルドマインダーたち、エスクの家庭保育ネットワーク、家庭保育がわかる本、家庭保育ネットワーク三十年の知恵など多数。
■ 村田千秋(むらた ちあき)
NPO法人子育て長屋船橋 保育士。千葉女子専門学校を卒業後、認可保育園に3年間勤務。その後、家庭に入り育児に専念していた。資格を生かして働きたいと思い、再び、認可保育園での仕事を始め、現在は、NPO法人子育て長屋船橋に保育士として働きながら、不登校の子供、育児に悩む母親、引きこもりの若者の支援を行っている。2児の母親でもあり、子育て真最中。NPO法人子育て長屋船橋は地域に暮らす多世代との交流を通して、ゆるやかな大家族として暮らす集合体としての「雑居福祉村」構想から設立された。
■ 齋藤壽孝(さいとう じゅこう)
ハーモニカ奏者。昭和13年、東京都生まれ。中学時代、父親の影響でハーモニカに親しむ。高校2年生の時、ハーモニカを佐藤秀廊先生に師事。高校卒業と同時に作曲を東京芸大 下総皖一教授に師事。1954年に全日本学生ハーモニカ・コンクール、1991年に世界ハーモニカ大会'91アンサンブル部門で優勝。2006年日本ハーモニカ芸術協会より、《佐藤秀廊賞》を授与される。現在は全日本ハーモニカ連盟理事長。日本ハーモニカ芸術協会大師範。日本唯一のハーモニカ専門誌『ハーモニカ・マガジン』の編者のほか著書多数。プレーヤーとして、編曲家、指導者として、またイベント・プロデューサー、文筆家としても国際的に活躍中。
■ 稲村なおこ(いなむら なおこ)
歌手。国立音楽大学卒業後、NHK教育テレビ「ワンツー・どん」の歌のお姉さんとして4年間レギュラー出演。NHK「みんなの童謡」「やさしい日本語」「春いきいきスタジオ」「全国学校音楽コンクール」、テレビ朝日「題名のない音楽会」などに多数出演。98年第1回国際すこやか音楽大賞(日野原賞)最優秀新人賞、第28回日本童謡賞特別賞受賞。04年音楽教育振興特別賞受賞。
■ 久保祐子(くぼ ゆうこ)
ピアニスト。東京音楽大学ピアノ科卒業。在学中よりチェンバロを始める。卒業後、ジャズピアノ.作.編曲を佐藤允彦氏に師事。2005年11月23日に、自己のグループ Age『アージュ』(Vl.Vc.Acco.Pf) がキングレコードよりリリースされ、Ageの活動を展開しつつ、数々のアーティストのコンサートツアー、レコーディングに参加するなど、クラシックからジャズまで、ジャンルにとらわれず幅広い演奏活動を行っている。2007年、新国立劇場での『夏の夜の夢』に演奏にて参加。子守唄、童謡など日本の歌にも取り組むなど新しい活動も展開。また、『ゲド戦記』『千の風になって』『フルートで奏でる日本の歌』等、アレンジ譜が発売されるなど。作・編曲でも活躍中。
■ 小島涼子(こじま りょうこ)
パーソナリティー。神奈川県出身。神奈川大学卒業後、カナダ語学スクール、東京アナウンスアカデミーを経る。舞台俳優としてハーフムーン・シアター・カンパニー公演「隔室」「愛を称えて」、長沢演劇グループ公演「夏の嵐」「あぁ文夫さん」、朗読劇等に参加。レインボーFMにて情報番組を担当。現在、FMヨコハマにて3時間の情報番組のパーソナリティーを務める。アステラス製薬・伊藤園・三菱自動車・イオンショッピングセンター等、ラジオCMや企業CMに多数出演。
子育て支援フォーラム
~赤ちゃんの笑顔はお母さんのしあわせ~
撮影:日本子守唄協会
本日の会場は東京墨田区の江戸東京博物館ホールです。
午後1時開場です。
東京多摩支部より多くの方が応援に駆けつけていただきました。ありがとうございます。
受付ではDVD教材「起こる前に考える 子ども虐待」と副読本をセットにして今回ご来場いただきましたすべてのお客様に配られています。
小島涼子さんの司会で「子育て支援フォーラム」の幕が開き、第一部「虐待防止は子育て支援から」~起こる前に考える 子ども虐待~ では始めにDVD「起こる前に考える 子ども虐待」よりチャプター1「社会問題化し
ている虐待」を皆様にご覧
頂きます。
次に小林登先生(東大名誉教授 子どもの虹情報研修センター長)による基調講演「子守唄で優しい家庭を 優しい社会を築こう-優しさを科学する」を資料映像をご覧頂きながら、お聴きいただきます。
続きまして、川﨑二三彦子どもの虹情報研修センター研究部長の進行で、保育の現場からの現状などの報告と、虐待のメカニズムと防止のための知識、いかにしてこれからの子どもと親の環境を整えていくか?などについて活発にお話しいただきました。
小林 登先生
名木純子さん
(家庭保育エスク代表)
村田千秋さん
(NPO法人子育て長屋船橋保育士)
シンポジウム終了後、15分の休憩に入り、その間にDVDよりチャプター6 「虐待防止にむけたさまざまな取り組み」 をご覧頂きます。
続いての第2部コンサートでは、稲村なおこさん(歌手)、久保祐子さん(ピアノ)が登場、日本の代表的な子守唄を紹介し、歌っていきます。
続いて齋藤壽孝さん(全日本ハーモニカ連盟理事長)にご登場いただき、赤ちゃんの泣き声を模した音を 稲村さんが子守唄でやさしく鎮めていく様子をお聞きいただき
続いて齋藤さんのハーモニカのソロ演奏をじっくりとお聴きいただきます。
ここで、またふたたび、久保さんのピアノにのせて稲村さんのうつくしい唄を情感たっぷりにお聞きいただきます。
最後に、出演者、会場の皆様と一緒に声を合わせて歌い、素晴らしい終演を迎えました。
お出で頂きました皆様、関係各位の皆様どうも有り難うございました。