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ねんねしなされ　朝起きなされ
早く起きては　おむつを洗い
女子（おなご）庭はき　男子（おとこ）門はき
わたしはおじょうじょ　並べましょう
ねんねしなされ　朝起きなされ
ねんねのお守りは　どこへ行った
ひと山越えて　二の山へ
父さん使いに　行ったげな
坊やのみやげに　何もろた
太鼓にお笛に　ぴいぴいどん

楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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三河・尾張の中部より西、鹿児島に至る地方でのみ歌われている。一見「江戸の子守唄」の類歌のようだが、「ねんねしなされ　朝起きなされ」と始まるのは「京の子守唄」といわれる系統の唄。
「じょうじょ」とは草履や履物のこと。この家には子守娘は複数居て、まだ幼い子守娘は履物を並べるなどの簡単な仕事を任されているようだ

楽譜登録番号：SC2005092843
　　　登録年：2005年10月1日
　　　作品名：ねんねしなされ
　　　採集地：愛知県　春日井市寿町
　　　　採譜：服部勇次

参考資料
　『日本わらべ歌全集１２』愛知のわらべ歌
　「子守唄」の謎　懐かしい調べに秘められた意味