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永田の子守歌 - 熊毛郡上屋久町永田
永田の子守歌
熊毛郡上屋久町永田
ハ ネンネンヨ ネンネンヨ
小屋の 突っ 端から 海の底みれば
海の底には 魚がおる
ネンコセー ネンコセー(以下ハヤシ同様)
坊主が 頭に たまごを上げて
落つっか 落てんか 上げてみよ
こんどこの子が 男ん子なら
算盤もたせて 学校にやる
こんどこの子が 女ん子なら
裁縫箱もたせて 学校にやる
この子 誰が子か よい器量よしじゃ
この子そだてた 親見たい
わしが様じょは 熊本城に
お茶もあがるか いまごろは
わしが 様じょは 二番茶の芽立ち
さほど 良いもない 悪もない
お 前や 何ょする ランプのかげで
書物ぁ読まずに 文を書く
わしとあなたは お倉の米よ
いつか世に出て ままとなる
思いかえして 添う気はないか
鳥も枯木に 二度とまる
カゴのオジルは 鰹釣いけ行たて
鰹は釣いださじ あともどり
沖の 鰹に 潮どき聞けば
わたしゃ立ちのく 波に聞け
沖のダントに 布機たてて
波に織らせて 夫に着せる
かわいがられて 寝た夜もござる
ま一度あのよに 寝てみたか
ひとつ枕で 寝た夜もござる
ま一度あのよに 寝てみたか
俺共が 同年配ぁ 家もち子もち
どんが長船 どけ着こかい
遠く離れて おる身のつらさ
夢でお顔を 見るばかり
楽譜 歌詞 A4縦 1頁
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