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いちょうたけ雀の - 松浦市今福町
いちょうたけ雀の
松浦市今福町
いちょう たけ雀の 道下り
三匹づれづれ 下るげな
後の雀も 物言わず
先の雀も 物言わず
真ん中雀の 言うことにゃ
われどまこんねえ もりやにや
このごろなに花 あるもんな
雲に法華経 藤の花
一枝折れば ぱと落ちる
二枝折れば ぱと落ちる
三枝めにゃ 日が暮れた
今夜どこに 泊まろうか
西の長者も 灯が見えず
南の長者も 灯が見えず
真ん中長者に 灯が見えた
今夜あすこに 泊まろうか
明日 起きてみたら
ちんちい嫁さん 花嫁さん
何が悲しゅて 泣きやんす
私の弟の千松は
七つ八つから 金堀りに
金があるやら 死んだやら
一年待てども 状が来ん
二年待てども 状が来ん
三年三月に状が来た
その状にゃ 何々書いてある
おせんをやれと 言うて来た
おせんはやらずに おまんやろ
おまんにゃ 何々着せてやろ
下から ちんちん縮緬を
上から こんこん紺屋染
中から なための ひきじらし
帯には どんすの 三重まわり
足袋は白足袋 京雪駄
頭は鼈甲で 朝日やま
これほど仕込んで やるからにゃ
道でこけるな つまずくな
禅門坊主に うてあうな
お寺にあがって 米食むな
ねんねんよう ねんねんよう
ねんねんころりよ おころりよ
楽譜 歌詞 A4縦 1頁
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