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うとて歩くは - 近江八幡市八幡町
うとて歩くは
近江八幡市八幡町
うとて歩くは やかましけれど
ごめん下さい 守りの役
歌をうたうなら まっすぐうたえ
歌の横んちょは 通れゃせぬ
寺の坊主は 根性が悪い
守り子去なして 門閉める
寺の坊主と 隠坊の嬶は
人の死ぬのを 待っている
わたしゃ歌好き 念仏嫌い
死んで行くのも 歌で行く
死んでしまおか 髪切りましょか
髪は延び物 身は大事
死んでしまいたい 正月の月に
生きてもどりたい 盆正月
盆と正月と しっしょに来たら
門でまりつく 羽根をつく
うちの母ちゃん なんでも嘘よ
鹿の子買てやろ それも嘘
うちの親父は 金平糖の性よ
甘い顔して 角生やす
ねんねころいち 竹馬よいち
竹にもたれて ねんねする
泣いてくれるな 下駄の歯に困る
下駄の歯じゃない 子に困る
ねんねころりよ 寝た子がかわい
起きて泣く子は 面にくい
かわいかわいと 言てる子が死んで
にくい継子が 達者でいる
親は子ォをば たずねもすれど
親をたずねる 子はマデな
嫁と姑と 茶わんと皿と
仲が良さそで コチコチと
分限者けなりいや 白壁づくし
こちら貧乏で 藁の壁
分限者けなりいや 両手に花よ
わたしゃ片手に しおれ花
上見りゃきりがないぞ 下見て暮らす
橋の下にも 屋形船
貧乏してても 心は錦
人さんのものには 手はかけぬ
お酒飲む人 しんからかわい
飲んでくだまきゃ なおかわい
七つ八つから いろはを習て
はの字忘れて いろばかり
芝居見に行て 役者に惚れて
惚れた役者の 名も知らぬ
来いよ来いよと そう言うとき来んと
浜の松風 音ばかり
楽譜 歌詞 A4縦 1頁
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