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　いねすり　こすり
　コウしゃんかた　いたら
　ぼってつき　おらいたとん
　おんどま　食いとうなかとこれ
　いっちょう　でゃぁて　なわさいた
　いねすり　こすり
　いねまだ　すれぬ
　一升五合すれた　すれてから　それ進上

楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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「稲すり」は「籾すり」、「コウしゃんかた」は「コウしゃんの家へ」、「ぼって搗き」は「餅をついて」、「居らいたとん」は「いらっしゃったが」、「おんどま」は「私は」、「食いとう無かとこれ」は「食べたくないのに」、「でゃあて」は「出して」、「なわさいた」は「しまわれた」、という意味。最後に「すれてから　それ進上」と歌って、抱いている子どもを左右に大きく揺すって母親に渡す。

楽譜登録番号：SC2005092871
　　　登録年：2005年10月1日
　　　作品名：いねすりこすり
　　　採集地：佐賀県　唐津市
　　　　採譜：坂根素子

参考資料
　『日本わらべ歌全集２４』佐賀・長崎のわらべ歌
　「子守唄」の謎　懐かしい調べに秘められた意味