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　ねんねこお山の　兎の子
　どうしてお耳が　長ござる
　小さいときに　母さんが
　お耳をくわえて　ひっぱった
　それでお耳が　長ござる
　
　ねんねこお山の　兎の子
　どうしておめめが　赤ござる
　小さいときに　母さんが
　赤い木の実を　食べたから
　それでおめめが　赤ござる
　ねんねこせー　ねんねこせ

楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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四国の玄関口として古くから栄えてきた讃岐の、日照時間が長く、温暖で雨が少ない気候風土を反映してか、非常に温和な唄になっている。動物が登場する他の地域の子守唄と比べても特徴的であるといえる。

楽譜登録番号：SC2005092864
　　　登録年：2005年10月1日
　　　作品名：お山の兎の子
　　　採集地：香川県　丸亀市川西町
　　　　採譜：山崎楯之

参考資料
　『日本わらべ歌全集２１』愛媛・香川のわらべ歌
　「子守唄」の謎　懐かしい調べに秘められた意味